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2014年4月19日土曜日

いい国、台湾!!


先週〜今週にかけて、台湾に行ってきました。久しぶりの、“初めて訪問” の国です。


いやぁ〜台湾、聞いていた以上に、素晴らしい国でした。マイナスポイントを探しても、見つからないです。しいて言えば、景観としての「こりゃすげぇや!」な場所がなかったことくらいですかね。観光地としてよかった、というよりも、居心地が良すぎて、もはやそのまま住んでしまいたかったという、そんな国でした。


その理由としては、まず街がとにかくキレイなこと(衛生的に)。大げさではなく、ゴミが “全く” 落ちていません。夜市はとても活気があり、また、いたるところに屋台が出ていますが、それでもゴミは見当たらず。日本でお祭りがあれば、路上には割り箸やら紙皿やらのゴミが散乱しているもんですが・・。日本人としてのバイアスを抜きにしても、僕は日本の街のキレイさを世界有数だと自負しておりましたが、正直に言ってこれは、台湾の方が確実に上です!!















また、タバコを吸う人や、酒に飲んだくれる人も全く見当たりませんでした。みなさん、家の中で嗜んでいるのかもしれませんがね。さらに、中国では当たり前の “ツバ吐き” が、全く見られなかったこともよかったです(台湾では法律で禁止されているそうです)。僕は “タバコを吸う奴(マナーが良いなら無問題)” “道にツバを吐く奴” “ゴミをポイ捨てする奴” が大嫌いで、僕自身は人生で一度もしたことがありませんし、もし友人がそれをしようもんなら友達を辞めるレベルでの不愉快なので、これは台湾、本当に素晴らしかったです!!


そして、台湾は親日の国だとは聞いていましたが、全くその通りだったというか、むしろ台湾人は、根本的に心がキレイな人たちなのだと感じました。誰かに道など聞けばものすごく丁寧に対応してくれますし、お店でもニコニコと一生懸命に説明してくれ、結局何も買わなくても気持ちのよい「シェイシェイ!」で見送ってくれます。また、マナーの意識がものすごく高く、若者がお年寄りや妊婦さんを助けている場面も何度も見ました。本当に台湾人の優しさには、感動すら覚えましたよ! 東日本大震災で、国民全体で世界一の義援金を集めてくれたというのも、納得です(ありがとうございました)!!



あとは挙げれば、物価が安い(日本の半分くらい?)、

食がおいしい(臭豆腐もクサ旨かった)、

そこらじゅうに犬がいる (僕は生粋の犬好きなので・・)、


など、台湾を好きになった理由は山ほどあります。英語が通じる人が多いし、日本語もイケちゃう人もちらほらいるし、そもそも漢字なので僕にも意味が分かるしで。そんな特に不便のない生活ができる上に、人々のモラルレベルは日本以上に高い。そりゃあ、住みたくなっちゃいますよ!


いやホント、いい国でした(クドいですが)!! 中国とはすべてにおいて、比べ物になりません(中国は、これでよく属国扱いできるもんです)! タバコ&スマホいじり率の高さという不快ポイントのある韓国よりも、僕は好きです(もちろんそれ以外では韓国も大好きです)! 台湾へは今回もLCCで格安(片道8000円)で飛べたので、今後もまた安いチケットを見つけられれば、さらっと訪問しちゃうだろうなぁ〜。











2013年11月2日土曜日

もっと仲良くしようぜ!!

お久しぶりです! 7月いっぱいでいったんブログの休止を宣言してから、3ヵ月以上が経過してしまいました!! 以前勤務していた学習塾は8月末をもって退職しましたが、実はその後もネット環境が整わないまま、2ヵ月近くを過ごしていたのです。そして先日、ようやくインターネットを復活させましたので、それに合わせてこのたび、ブログも復活した次第です。



8月は学習塾で、毎日ひたすら授業をしていましたので(きっちり有給もとりましたが・・)、特別変わった出来事はなく。といいますか、もう2ヵ月以上も前になりますので、仕事以外に覚えていることがほとんどありません。


その後はスッキリ、“無職”になりましたので、とりあえず久しぶりに旅人モードに回帰しまして、2週間ほど韓国を旅してきました。別に今回は特別、韓国に行きたかったわけではないのですが(過去に何度も行っていますし)。とにかくどこへでもいいから海外へ、“できるだけ安いチケット” で行こうと探しまくったところ、片道5000円の成田→プサンが見つかり、それに飛びついたのです。ディズニーランドより安く海外に連れて行ってくれるとは・・・、恐るべし、LCC。




というわけで、9月の韓国の旅での写真をアップします。



まずは釜山(プサン)の宿で。ふつうゲストハウス(ホステル)というのは外国人の方が多く泊っているもんですが、なぜか僕の泊った宿のお客さんは、たまたま現地の人ばかりでして。よって僕が寝ていたドミトリーも、僕以外が全員韓国人。僕は海外では、“誰とでも仲良くなったろう!” なキャラですので、同部屋のコリアン・ナイスガイ達を皮切りに、宿のスタッフのみなさんや、とにかく出会う人々みんなと絡みまくります。その結果、毎晩のようにこんな感じの飲み会が開催されていました(僕以外、みんな韓国人です)。


大勢(韓国人)対1人(日本人)の状況では、さすがに会話のほとんどは韓国語で、わからないことだらけでしたが、それでもエンジョイ・コミュニケーションはとれるもんです。毎晩深夜まで飲みあかして、くだらないバカ話で盛り上がり、最高に楽しかったです。


意外だったのは、北朝鮮のこと。きょうびの日本では、“北朝鮮は脅威” といった認識がかなり根付き、多かれ少なかれ皆、危機感を抱いている印象ですが、僕と飲んだ韓国の若者たちは、北朝鮮のことなどは “どうでもいい” というスタンスでした。もはや “同じ民族” という意識も、ほとんどないそうです。滅ぶのは勝手だけれど、余計なこと(爆弾を落とすなど)はしてくれるなと、とにかくこのまま無関係のままがいいと、そんな話でした。

逆に、「日本では放射能汚染がとんでもないことになっていて、日本人は気が気じゃないのでは?」 というようなことを言われましたが、それに対する僕の回答は、「みんなあんまり気にしていないけど・・」。実際に、福島の人々ならばまだしも、ほとんどの日本人は気にしていない印象ですし。北朝鮮の問題も放射能の問題も、不思議なもので、当事者よりも隣人の方がよっぽど、心配しているようです。




釜山でしばらく過ごしてからは、北東へ移動し、北朝鮮との国境にある、束草(ソッチョ)という町へ。町自体、いわゆる田舎の港町といった風情でとてもよかったのですが、僕がここに来た目的は雪岳山(ソラクサン)という山に登るため。山の麓には大仏様がデデン!っと陣取っていましたが、韓国の大仏は、まさに日本のそれとそっくりでした。


大仏だけでなく、お寺もそっくりですしね。やっぱり日本と韓国は、切っても切れない深い関係なんだなぁと感じます。政府はケンカばかりしていますがね。

まぁ、そんなこんなで、山の頂上へ。


テェェェー・ハ・ミングッ!! 韓国バンザイ!!!

 ・・とか書いてしまうと、右寄りの人に怒られちゃいそうだな・・・。雪岳山の登山は片道2時間ほどでしたが、終盤になかなか急な絶壁があり、ほどよくハード・しかしアッサリで、とてもよかったです。日本人の観光客は、他に誰もいませんでしたが・・・。




束草で大自然を満喫してからは、首都、ソウルへ。


写真は光化門から、景福宮(王宮)に入ったところです。この写真の後ろの方に見える山にも、登りました。


釜山でもそうでしたが、ソウルはもう何度も訪れているので、観光スポットには特に改めての興味はなく。今回は、なんだか若者の街(日本でいうところの原宿のような)を探訪してみたくなり、毎日そんなエリアをブラブラしていました。しかし韓国にもなかなかオシャレな店が多いもので、韓国人デザイナーの洋服ブランドのレベルも驚くほど高く、ときめいてしまう服がたくさんありましたよ! 無職なので、ギリギリで購入を踏みとどまりましたが・・・。


ソウルの宿の宿泊客は、ほとんどが海外からのバックパッカーでしたが、今度はなぜか女性ばかり。仲良くなった女性の中には、フランス人でムスリム(けっこういるんだそうです)の姉妹がいまして、その姉妹とは毎晩遅くまでトークしていました(ムスリムなので、もちろんお酒はナシ)。彼女たちは韓国だけでなく、日本のこともとても愛していましたし、なんだか尊敬までしてくれていたので、ものすごくうれしかったです。



何度訪れても、韓国という国は、やっぱりいい国です。日本と韓国は、国家レベルでは仲が悪いと言わざるを得ませんが、日本人の僕が韓国を旅して、イヤな思いをしたことは、これまでで一度もありません。僕の価値観の形成元は、自分の体験と感覚がすべてですから、韓国人に対するマイナスの感情は、僕には全くありません。

これは推測ですが、韓国の人が日本に旅行をしても、きっと同じように「日本人って、思ったよりもいい人たちだな」と感じると思います。ネットの社会などではヒドい悪口だらけですが、僕の周りには韓国人を嫌っている人間は、一人もいませんし。ネットでの韓国バッシングは、決してマジョリティではないはずです。韓国 “政府” には、僕も腹が立つことが多いですが。



日本人と韓国人は、もっとお互いを理解し合い、もっともっと仲良くなれるはずです!! 首相が靖国を公式に参拝したり、大統領が竹島に上陸したり、どちらの国でも、権力者たちが民族対立を政治利用し、国民を騙しています。そんなくだらないフェイクに、僕らが振り回されてしまってはダメです!! 僕は僕の信念で、日本と韓国の間には素晴らしい未来があると、そう確信しています!!!



2012年12月18日火曜日

耳が痛い・・・


このブログにしては珍しく、ショートスパンでの更新です。・・というか本日、のんびり残業をしていたところ、うっかりそのまま終電を逃してしまったのです(たまにやってしまいます)。まぁ、学習塾ではこの時期(冬期講習前)、仕事は山ほどありますから、今夜はこのまま朝まで働くことにします。



さて話は全然違いますが、実は僕は、この日曜~月曜午前中にかけて、また鹿児島に行っておりました。行きの飛行機では右の窓側の席だったのですが、ちょうど前日の雨から晴れに変わった頃合いでして、雲が一つとして無い、それはそれは素晴らしい天気でした。
















僕は飛行機にはしょっちゅう乗っていますが、今回僕が上空から見た富士山は、これまで見た中で一番、見事なものでした。富士山の後ろには、赤石山脈と木曽山脈、さらには遠く飛騨山脈まで眺めることができ、ちょっと感動すらしましたよ。やっぱり富士山は、日本の誇り。デカくて雄大で、カッコいいですね!!



しかし実は僕、飛行機は大の苦手なのです・・・。いちおう飛行機が空を飛ぶ、物理的な仕組みは理解しているつもりですので、「落ちたらどうしよう・・」 の不安感は、微塵もありません。それどころか、乗り物としてはジェットコースター気分で、むしろ大好きなんですけどね(特に離陸の瞬間は最高です!)。


ではなぜ苦手なのかというと、それは僕が飛行機に乗ると、耳の中が異常に痛くなるからです・・・。世界をブラブラしていた3~4年前は、全く平気だったのですが。なぜかここ1~2年の間に、急におかしくなりました。耳だけでなく、顔の眉間の部分など、とにかく顔のいろんなポイントが痛い。外気圧と内気圧の差の影響だということは、わかっているのですが。飛行機に乗っている時だけなのでわざわざ医者には行っていませんが、こいつはちょっと尋常じゃない痛みでして、この問題を片づけるべきかどうか、現在悩み中です・・・。



タイトルを読んで、“弱点を突かれてつらい” という意味の慣用句を想像された方、どうもすみません。

読んで字の通りの、“耳が痛い” 話でした・・・。



2012年11月1日木曜日

地球ってスゴい!!


またまた、久しぶりの更新となりました。皆さま、元気にお過ごしでしょうか?



陽学舎は、昨日・一昨日は第5週目のため、お休みをいただいておりました。よって僕は月曜日に休暇をとり、4連休とさせていただき、日曜日より鹿児島に行ってきました。母親が鹿児島の出身のため、実は僕には、この土地の血が流れております。子どもの頃にじいちゃん・ばあちゃんに会うため、毎年夏に訪れていた、僕にとっては第二の故郷です。

桜島!!


















今回は観光が一番の目的だったわけではないのですが、鹿児島港からフェリーで4時間、せっかくなので以前から行ってみたかった、屋久島にも寄ってきました。

島の滞在予定はたったの一日半だったため、大急ぎでいろいろまわりました。



まずは島に着いたその日の内に、毎年夏にたくさんのウミガメが産卵に来るという、とてもきれいな浜に行き、

田舎浜!
















翌日は早朝(4時)に宿を出て、まだ日の出きっていない6時から、とにかくひたすら登山。



下から上を望むとハート形に見えるという、大きな杉の切株に寄ったりして、

ウィルソン株!
















4時間かけて、ついに辿り着きましたよ、縄文杉に!!

でかい!!






















で、普通はそのまま来た道を戻るのですが、明日には鹿児島に帰ってしまう僕としては、もう一ヵ所どうしても行きたい場所がありまして、

“もののけ姫”の森!!

















通常では縄文杉の登山コースは、往復で10時間。“もののけ姫”の白谷雲水峡コースは、往復で5時間。それを両方まとめて10時間でやっつけたわけですが、無事に登り終えた今、僕ははっきり言って、後悔しています!


「日没の時間までに降りなきゃ」・・・を気にしてばかりで、ゆったりと景色を見ることもなく。もっと大自然を、満喫するべきだった!! 時には足を止め、地球の素晴らしさを、肌で感じたかった!!!


まぁ、いいか! また行こう!! 屋久島は知れば知るほど奥が深く、自然も住民もスケールが大きく、「これでもう満足」・・・なわけがありません!! 僕は鹿児島にはほぼ毎年訪問しているので、今後は屋久島にも、ガンガン行ってしまいそうです。


登山を終えて。
宿で仲良くなったデイビッド(イングランド人)と。






















2012年7月3日火曜日

ますます人間を好きになりました。


雨が降ったり止んだりの、相変わらず不安定な梅雨空ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?



陽学舎では昨日より、夏期 保護者面談を開催しております(~11日まで)。今回も私は、ご父兄の皆さまと交流のできるこの機会を、とても楽しみにしております。生徒たちの学習の進捗状況のご報告をし、ご家庭での様子をうかがうのはもちろん、皆さまからのご意見・ご要望等がありましたら、ぜひともお伝えしていただきたいと思います。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。




さて陽学舎は、先週末の6月29日~7月1日はお休みでしたので、僕は愛媛県へ、小旅行へ出かけてまいりました。先週観た映画(詳しくは前回のブログを)の影響を受けたわけではありませんが、最近僕は少々旅人回帰な気分だったため、3日間という短い期間でしたが、久しぶりにバックパッカーに戻って旅をしました。

道後温泉です。










バックパッカーですから、宿はもちろんホテルではなく、ユースホステルに泊まりました。日本ではこの “ホステル” というシステムは、なぜかあまり馴染みがありませんが、世界的には “若者の泊まる宿=ホステル” というくらい、寝泊りを安く済ませる王道の手段です。まぁ、ホステルの素晴らしい魅力は語ると長くなりますので、こちらは後日、改めて書かせていただこうと思います。



今回で松山訪問は3度目となりましたが、いつもと変わらない、とても素晴らしい街でした。僕は世界一周だけでなく、日本中のほぼすべての都市にも訪問経験がありますが、松山はその中でも1・2を争う、大好きな街です。


なぜならば松山は、なによりも人がおおらかで優しいからです。今回は松山の一番の繁華街である大街道という通りで、たまたまお祭りのようなことが開かれていたのですが、僕は商店街の事務所を探して突撃し、「いきなりですが似顔絵をやらせてください!」と訴えたところ、なんと特例でOKをもらえました。僕には “似顔絵師” という顔もありますので、いつ・どこでも描けるよう、旅には必ず似顔絵道具を携帯しています。




場所は似顔絵には最適の、とてもいいスペースをあてがっていただきました。似顔絵屋を始めてしばらくすると、地べた座りの僕を気遣い、先ほどの商店街事務所の方々が、イスを持ってきてくれました。似顔絵のお客さんはほとんど途切れず、僕の店はたいへん繁盛したのですが、お客さんも皆さんいい人ばかりで、素晴らしい関係をたくさん築くことができました。また、僕の周りで出店をしていた方々からも、ジュースやフランクフルト等、たくさんの差し入れをいただきました。新参者の僕に対して、このように本当にびっくりするくらい親切な方々ばかりで、僕は感動すら覚えましたね。


小4生のお客さんと














学習塾の教室長という定職がありながら、僕が旅を続け、似顔絵を描き続けるわけ、それは人間を好きになれるからです。僕の旅は、その土地の人々と積極的にかかわり、その土地々々の様々な価値観や文化を理解し、人間の素晴らしさを知ることが、一番の目的です。


観光を目的とした旅も、もちろんいいものです。しかし、素晴らしい景色を見ることで得る感動と同じくらい、人間を好きになるという感動は気持ちの良いものですので、皆さまも旅を通して一度体験していただければ、と思います。


ちょっとカッコつけすぎましたかね・・・。本日、保護者面談にて何名かの方から、「ブログ見てますよ」とうかがい、今回はこんなテンションになってしまいました。



2012年6月26日火曜日

旅の醍醐味!


昨日(もう一昨日ですね)はまた、独りで映画を観に行きました。高校・大学時代に仲の良かった友人たちのほとんどが結婚をしてからは、僕の休日はこうして “誰とも会わない” ことばかりですが、こんな生活にはもう、すっかり慣れてしまいましたね・・・。



今回観たのは、“星の旅人たち” という映画です。このブログを読んでいただいているのは千葉県の方が多いと思いますが、いつも県内では上映していない映画ばかりを紹介してしまい、どうもすみませんです。













映画は、世界を放浪中の息子が事故で亡くなり、その遺志を継いで、彼の父親(60歳くらい?)が代わりに旅をすることになる、という物語です。




個人的には、映画の冒頭、息子が父親の反対を押し切って旅に出る決断をするという回想シーンで、いきなりウルッときてしまいました。なぜならそれは単純に、自分の過去とダブってしまったからです。僕の両親は反対どころかむしろ賛成をしてくれましたが、僕が「この世界をこの眼で見る!」と決断した、あの時の熱い気持ちが鮮明によみがえりました。



映画はまるでドキュメンタリーのような、とてもリアルな演出で、僕も実際に一緒に旅をしているような、そんな錯覚を覚えるつくりでした。よっていわゆる映画的な、稀で極端な出来事は全くなく、ハプニングも普通に旅をすれば起こりうるレベルのものばかりで、元旅人の僕としては、「わかる、わかる」の連続でした。



何より良かったのは、主人公の旅を決して “自分探し” な空気にせず、人生とは・・的な説教くささや面倒くささも、スッキリと排除していたところです。出会いと別れを繰り返し、旅の友との再会に喜び、夜はみんなで酒を飲んで語り合う。僕が経験した旅、そのまんまです。この映画の主要登場人物の旅の目的は、“ダイエット” “禁煙” などとステキなものばかりで、これまたリアル。そして結局、誰一人としてその目的を達成できない(笑)。やっぱりいいなぁ、こんな旅。




「“自分探し“の旅です」とか言って自分にウットリしてしまうのは、日本人くらいなものです。僕も 「なんで旅に出たの?」 といまだによく聞かれますが、その答えはズバリ、「おもしろそうだったから」 です。「旅をして得たものは?」 との質問には、自信を持って 「おもしろかった経験、のみ!」 と答えます。“自分” なんか探している暇があるのなら、一つでも多くのおもしろい経験をする。それが僕の、旅のポリシーです。



もう一つリアルだったのは、“別れ方”。この映画の主人公は、一緒に行動を共にする旅仲間が最終的には4人になりますが、あんなに長く喜怒哀楽を共に旅をした仲間たちが、なんともあっさりと解散します。これまた日本人にはあまりない感覚ですが、僕が出会い、行動を共にしたたくさんの仲間たちとの別れも、本当にあっさりとした気持ちの良いものでした。それは何というか、「さようなら」の悲しみよりも、「いつかどこかで、また会おう!」の感動が勝っている、そんな感覚でした。




旅は、素晴らしいです。


学習塾の教室長という立場にありながら、おかしな発言かもしれませんが、生徒達には “ただ勉強ができるだけ” の人間にはなってほしくないと、僕は心からそう思っています。