2012年4月23日月曜日

本気度を上げる。


陽学舎の中園です。


先週は土曜日に、中学3年生を集め、受験に向けての決起集会を開催いたしました。用事があって事前に不参加を表明していた生徒を除いて、ほとんど全員の生徒に参加していただき、とてもにぎやかな会となりました。


集会では主に、千葉県公立高校入試の受験5科目の攻略のポイントと、入試までの10ヵ月間の過ごし方の説明をさせていただきました。しかし話を聞いている生徒の様子を見る限り、全体的な印象としては “自分はもう受験生なんだ” と強く自覚している生徒よりも、まだまだ受験への意識が低い生徒の方が多い、と感じました。


その要因はいろいろあるでしょうが、一因としては、私をはじめとする陽学舎講師陣の本気度が、まだ生徒たちにあまり伝わっていない、という点があげられると思います。生徒に “自分は受験生だ” と自覚させるためには、講師陣が改めてますます “担当生徒の志望校合格のために、自分は何をするべきか” を強く考える必要があると感じました。


生徒の本気度をもっと上げるためには、講師がもっともっと本気にならなければ。



次回の決起集会は、各中学校での第3回定期テストと三者面談が終わった後、11月末~12月初め頃の開催予定です。その会では、4月~11月の振り返りと反省をし、残りの3ヵ月間へ向けて、改めての “気合の注入” をいたします。次回の集会では、中3生全員の “本気になった目” を、確認したいですね。



83(日本人の平均寿命)×365(一年の日数)= 30295


来年2月の公立高校入試までは、あと295日です。30000と比べれば295などちっぽけな数字ですが、そのたったの295日が、残りの30000日に大きな影響を及ぼすかもしれません。


これからの295日を、一日も無駄にせず、一生懸命に勉強しましょう!

多くの受験生にとっては、これが人生で最初の巨大な壁です。その壁を “乗り越える” なんて表現では、甘っちょろいです。

壁に全力でぶつかって、壁を破壊してやりましょう!!!



2012年4月16日月曜日

お花見 !!



久しぶりの更新になりました、陽学舎の中園です。


生徒の皆さんは新学期になり、一週間以上が経過しました。クラス替えがあったり、修学旅行の話が具体的になってきたりで、最近は塾でも学校の話題が出ることが多いです。クラスが替わり仲の良い友達と離れ、ガッカリしている生徒もいますが、全体的には皆、希望に満ちた「これから楽しみだな」という顔をしています。


そして遅れましたが、新中学・新高校一年生、入学おめでとう!! 進学を機に陽学舎を卒塾していった生徒達が、この一週間 毎日のように誰かしら塾に来てくれていましたが、新しい制服に身を包んだ生徒達は、なんだかとても輝いて見えました。これからも学校の帰りがけでかまわないので、たくさんの生徒に顔を見せに来て欲しいですね。




さて私、昨日は上座公園にて、陽学舎講師陣での お花見 をしてまいりました。前日が一日中雨だったので心配しましたが、昨日はとてもよく晴れ、絶好のお花見日和でした。夕方からは急に寒くなりましたが・・。


花よりもトゥース(K原先生)


周りでは高齢の方の集まり(すごい人数でした)が皆でカラオケを楽しんでいたり、ママさんの集まりが小さい子供達と一緒に遊んでいたりで、とてもユル~い雰囲気のハッピーな空間でした。私は以前は東京の三鷹に住んでいたため、毎年のお花見先は井の頭恩賜公園でしたが、むこうは泥酔した若者だらけで、しょっちゅうパトカー or 救急車のサイレンの音が聞こえる、もっと殺伐とした空気だったのですが・・。



桜はもう、ほどよく散っていましたが、とてもきれいでした。私はどちらかというと “満開” の桜よりも “散りつつある” 桜の方が好きですね。プロレスラーなどでも、現役バリバリのスターレスラーよりも、全盛期を過ぎたロートルレスラーの方が好きです。


時が経ち、いさぎよく枯れて行く事は、むしろ美しいと思います。ただしそれは、一度 “思いっきり咲いた” からこその、美しさです。私もまだまだ枯れるつもりはありませんし、今後も生徒達には、「思いっきり咲きまくろう!!」と伝えていきたいです。



2012年4月4日水曜日

本当の強さ。


陽学舎の中園です。


本日をもちまして、2012年度の春期講習が無事に終了いたしました。皆さまどうも、ありがとうございました。

今回の春期講習は、例年以上にお申し込みの数が多く、とても活気の溢れる良い空気の中、たくさんの生徒が毎日頑張って勉強をしていました。特に新中学3年生は、“受験生になった” という自覚のある生徒はまだまだ少ないのですが、皆少しずつ、勉強への意識が高まってきているように感じられました。


生徒の多くは、明日に新学期の始業式があります。何もない日に、いきなり “やる気のスイッチ” を押すことは、なかなか困難でしょう。生徒たちにも直接、しつこいほどに言っておりますが、こういった “新学期が始まる日” や、“夏休みに入った日”、“部活動が終わった日” などのキリのよい日は、 「今日から毎日○時間勉強するぞ!!」という決意をする、絶好のチャンスです。逆に言えば、そのチャンスを何も変わることなく通過してしまったとしたら、それは自分に対する甘えだと自覚しましょう。




さて、人間が元来所持している “力” には、身体では 腕力・走力・瞬発力・耐久力・・、脳の中では想像力・発想力・忍耐力・・・ などと様々ありますが、その中であなたが最も手に入れたいと思うものは何でしょう? そして、どの力に優れることが、人間として最強だと思いますか?


私が考えるその答えは、“意志力” です。

今は亡き巨人 “ジャイアント馬場” は、とにかくギャンブルが強いことでも有名でしたが、ある記者にその秘訣を聞かれ、「それは勝つまでやめないことだ」と答えました。

また、ドラえもんのエピソードで名作として名高い “さようならドラえもん” の中で、のび太くんは未来に帰ってしまうドラえもんを安心させようと、ジャイアンに喧嘩を売ります。そして何度殴り倒されても必死に食らいつく のび太に対して、ジャイアンは結局「俺の負けだよ」と言いました。


馬場と のび太くん、二人が勝負に勝つことができたのは、それはひとえに “意志の強さ” があったからこそであります。



意志の強さも、実は生まれ持った才能の要素は大きいです。しかしこちらは腕力などとは違い、「意志を強く持とう!」という心構えを一つ持つだけでも、その力は大きく成長します。


受験は何度もチャレンジできるわけではなく、“勝つまでやめない” というのは少々ズレがあるかもしれません。しかし “絶対に志望校に合格してやる!” という気持ちを維持するのも、もちろん意志力です。


要は、どれだけ本気で勝ちたいと思っているか。どれだけ本気で、自分を成長させたいと思っているか。


受験は意志力を育てる、絶好の機会です。
新中学3年生の皆さん、塾にどんどん自習をしに来ましょう。たくさん勉強して、たくさん間違えて、たくさん質問しましょう。なんとなくではなく、本気で受験勉強をしましょう。


陽学舎講師陣は、皆さんの “鉄の意志” を、いつでも待ち望んでいます!!



2012年4月1日日曜日

父親。


今日の休日は久しぶりに、のんびりとした一日でした。


といっても何もなかったわけではなく、両親と姉夫婦と一緒に、夕ご飯を食べに行きました。実は父親が、この3月をもって定年を迎えたので、家族でそのお祝いをすることになったのです。



僕は大学時代から一人暮らしをしていますし、都内から佐倉に戻ってきて4年になりますが、実家には年に2〜3回しか帰っていません。よってまぁ要するに、父親と僕はここ15年間は、すっかり疎遠な関係なわけです。なのでたまに会う度に、「親父も年を取ったなぁ」と、しみじみ思います。



我が家は良くも悪くも放任主義な家庭でして、それぞれがどこで何をしているかは、お互いに全く気にしません。よって僕が世界を放浪している間も、実は両親には一度として連絡をとりませんでした。今日も、姉夫婦が新築の家を買ったことを僕は初めて知りましたが、両親も “我関せず” のスタンスでしたね(さすがに知ってはいましたが)。


父親も、若い頃に世界を放浪しています。その旅の間にアメリカで出会ったのが僕の母親なので、そもそも変な家庭なのです。父親の放浪癖はまだまだ健在で、先週も “青春18切符” を使ってひたすら鈍行列車に乗り、関西方面までブラリ旅をしてきたそうです。


我が家は “放任主義” といっても、家族に対しての関心がないわけではありません。お互いに “楽しく生きている” と思っているので、それぞれ好きなように楽しんで欲しい、というスタンスなのです。心配する気持ちもなくはないのでしょうが、元来がポジティブの固まりのような家族なので、とにかくケ・セラセラなんですね。



僕も社会人になって10年が経ちますが、父親が僕や姉を育てるために30年以上も必死に働いてくれたことには、本当に感謝です。

あらためて両親には、夫婦二人でしばらく世界でも回ってきたらいいのにと思っているのですが、さすがにもう、そんな体力はないのかなぁ・・。