2012年9月29日土曜日

旨かった!!


昨晩は近所の焼き肉店の、半額キャンペーンの最終日だったので、行ってきましたよ・・・・独りで!!















僕は普段は粗食に耐えているので、今日こそはと思う存分、肉を食いまくってやりました!!贅沢は、たまにするのがいいってもんです。


しかし、しゃぶしゃぶならば最高で20皿をやっつけたことのある僕ですが、今回の焼き肉は8皿でギブアップ・・・。僕もすっかり、歳をとりました。時間も閉店ギリギリで、あやうく半額適用ラインの3000円に、届かなくなるところでした。



いやぁ~、旨い肉だった!!・・・のですが、やはりビールを飲みながらの “独り焼き肉” は、つまんなかったです。。。



2012年9月26日水曜日

とにかく、やってみる。


すっかり、秋っぽくなりました。昼間はまだ多少暑さが残りますが、夜はもう、寒いくらいですね。我が家でも、扇風機はもう片付けまして、逆に布団を押し入れから引っ張り出しました。



陽学舎では、今月の15日に続き、22日と23日にも中学生対象の定期テスト対策学習会を開催いたしました。今回、特に22日は塾に生徒が入りきれないほどの参加人数となり、たいへんにぎやかな学習会となりました。そして人数が多かった割には、大きなトラブルや混乱は一切なく、とてもスムーズに授業を進めることができました。これも参加した生徒たち全員が、真面目に一生懸命に、勉強をしていたからだと思います。


また今回も、在塾生以外の参加申し込みが多数ありまして、講師陣一同、全力で勉強のサポートをさせていただきました。その結果、外部生の皆さまにも陽学舎の魅力を知っていただけたとすれば、私はとてもうれしく思います。ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。




さて、ここからはカジュアルのスイッチを入れさせていただきますが、今回のブログは、久しぶりに映画の話題です・・・って、僕って塾の話以外では、映画の話題ばかりですよね。僕の3大趣味は “映画” “ファッション” “サッカー観戦” ですが、どうも映画以外の話題はブログには書きにくいのです。“こんなに変なメガネを持ってます!” ネタは、いつかは書こうと思っているのですが。


僕の映画鑑賞(レンタルDVD含む)は、先月の夏休みの9日間に一気に20本ほど観た・・流れを実は継続していまして、その後も2日に1本くらいは観ています。元々しょっちゅう観ていますけど、ここ最近のこの勢いは、ちょっと異常です。逆にテレビはますます観なくなり、ネットもますますしなくなり、音楽もほとんど聴いていません。


最近観た映画で特によかったのは、フランス映画の “最強のふたり” ですね。特に・・どころか、ダントツの素晴らしさで、今のところ僕が今年観た映画の中では、確実に NO.1 の作品です(現在も公開中です)。













この映画は、事故で身体が不自由になった大富豪のフィリップと、その介護をすることになる青年ドリスとの心の交流を描いた作品ですが、なんと、いわゆるわかりやすい “出来事” が、一切ありません。ハラハラドキドキの事件もなければ、アッと驚く展開もない。ただひたすら二人の日常を、切り取っているだけなのです。だからはっきり言いますと、ストーリー自体に面白みは全くありません。


では何が素晴らしいのかというと、それは登場人物のキャラクターです。特にドリスのキャラクターが最高。とにかく無遠慮でテキトウで自分勝手な性格なのですが、ユーモアがあって人に優しく、そして何よりも自由で豪快。観ていて気持ちがいいのです。もちろん彼なりにがんばって介護はしますが、フィリップに対して彼は “介護人” として接するわけではなく、“友達” として接します。そしてそんな二人の関係を、フィリップもとても喜び、大切にするのです。



僕は以前から、日本テレビの「24時間テレビ」が苦手でして、ここ数年はチャンネルを合わせたことすらありません。僕がなぜあの番組を敬遠するのかというと、障がい者に対しての「がんばっているんですね」の目線を、強く感じるからです。僕は、相手が障がい者であろうと普通の人間であろうと、全く変わらない気持ちで接したい。もちろん困っている人を助けるのは、人として当たり前です。しかしそれには、障がいの有無は関係ない。どこか他人事のように思える「がんばっているんですね」よりも、「一緒に遊ぼうぜ」というスタンスで、僕はどんな人とも接したいのです。この映画のドリスのように。



この映画の主人公のドリス、くどいですが本当に魅力的なキャラクターで、僕が彼の性格で一番好きなのは、“とりあえずなんでもやる” ことですね。排便の処理もやりますし、パラグライダーで空まで飛ぶ。やる前にはひたすらブーブーと文句を言いますが、なんだかんだいっても、結局なんでもやります。いやぁ、本当に気持ちがいい性格だ!



同性・異性に関わらず、僕が好きな人間はやはり、「なんでもやってみよう」の人間です。うだうだ理由をつけて、結局行動を起こさない人間は、はっきり言いまして、僕はあまり好きではありません。


陽学舎の生徒たちも、なんでもいいから、とにかくやってみましょう。たまには大きなチャレンジとして、寝る・飯・風呂以外の時間、丸一日、16時間勉強してみるのもいいでしょう(自分に自信がつきますよ)。なにを勉強したらよいのかが分からなければ、とりあえず1~2年の教科書を全部、読破してみてはいかがでしょう(新しい発見がありますよ)。


行動を起こさずに立ち止まっているよりも、とりあえず前に走ってみてズッコケて、怪我をする。しかしその怪我は、実は全く痛いものではなく、むしろ最高に気持ちがいいもんだぜ、ということです!!



2012年9月15日土曜日

自罰主義と他罰主義。


ようやく、涼しくなってきました。こうなったらもう、あっという間に秋が通り過ぎて、気が付けば冬ですね。



陽学舎では本日、臼井南中・佐倉中・井野中の生徒を対象とした、定期テスト対策の学習会を開催いたしました。今回も在塾生のほとんどは、限度である3コマをすべて受講し、みんな一生懸命に勉強していました。臼井中・臼井西中・志津中の生徒対象の学習会は、来週末(22・23日)に開催いたしますので、そちらも皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。


さらに今日は、夏期講習最終日に多くの在塾生が受験した、千葉県統一模試の結果が返ってまいりました。その結果はもちろん、勉強量に比例して順調に伸びている生徒と、勉強の成果がまだあまり出ていない生徒、勉強不足がそのまま結果にあらわれている生徒など、生徒によって様々です。



そこで今日は、“自罰主義” と “他罰主義” という言葉についての、話をさせていただこうと思います。


この二つの語、皆さんには聞きなれない言葉かもしれませんが、実は皆さんも、必ずどちらかのタイプに分類されます(もう一つ、無罰主義という珍しい例もありますが)。それはどういうことかといいますと、これは文字の通りで、人は “自分を罰するタイプ” か “他者を罰するタイプ” に分かれる、ということです。他者というのは人に限らず、物や運命にも当てはまります。


わかりやすい例では、あなたがテーブルの上(の落ちそうな場所)にあったお茶をこぼしてしまった時に、
「なんでこんな所に置いてあるんだよ!」 と真っ先に思ってしまうタイプが、他罰主義。
「気をつけていなくて、すみません!」 と真っ先に思うタイプが、自罰主義。

そんなにわかりやすい例でなくても、あなたが誰かからひどく傷つく一言を言われたときに、
「そんなことを言うなんて、あんたってサイテーの人間ね。」 と思うのであれば、他罰主義。
「こんな事を君に言わせてしまうくらい、僕は何かひどいことをしてしまったのだろうか?」 と思うのであれば、それは自罰主義です。


この時点で、ある程度の方は気付かれたと思いますが、多くの日本人は、他罰主義です。特に子供たちは、ほとんど全員が、他罰主義です(当たり前のことですが)。


どちらのタイプも、極端すぎると人間関係はうまくいきません。人間それぞれが他罰・自罰のほどよいバランスを保ちながら、生活しています。子供の方が大人よりも他罰的というのは、成長の過程で、そのバランスが9:1→8:2→7:3という風に、変化していくということです。


私ももちろん、ついつい他罰的な考え方をしてしまうことがまだありますが、少なくとも 「自罰的な考え方をしなくては!」 という心構えはあります。これまでの経験としても、私が人に傷つけられた時は、今考えれば先に私の方がその相手を傷つけてしまっていたな、と思います。



成績が伸びないことを、「他の奴らは俺より頭がいいから・・・」 という理由にして自分の能力を罰したり(これも他罰主義です)、「問題が難しすぎた」 と言って、自分はがんばっていると納得してしまう生徒は、その考え方がズバリ、成績が伸びない一番の要因です。逆に、悪い成績が返ってきても、「みんな私よりもがんばっているんだ! 私ももっともっと、がんばらなきゃ!!」 と考えられる生徒は、確実に伸びます。


特に受験生。受験とは、あなたの心の中の他罰的な部分を自罰的に変える、人間として成長する、絶好のチャンスです。成績が伸びないことを他者のせいにして、いつまでも “自分の努力不足” という事実から目を背けている生徒は、まずはその意識を大きく変えましょう。



2012年9月8日土曜日

いい笑顔。


今日はここ佐倉市の全ての公立中学校で、体育祭が開催されました・・・ってあれ? 運動会って、昔からみんな同じ日程でしたっけ? 私が中学生の頃は、体育祭の日程は学校ごとに違っていた記憶があるのですが。とんだ勘違いだったのかもしれません。




私は去年同様、今年も臼井周辺の全中学校をまるごとハシゴしたかったのですが、今日もいつも通りに塾は開いておりまして・・・。さらに私には自転車等のアシがなく、よって今回は午前中だけ、さらに場所は臼井中学校のみ(在塾生が一番多いので)の参観となりました。



「どうせ全部見れるわけではないし」と、ノンビリめに家を出たのですが、私が臼井中に着いたのはちょうど学級対抗リレーが終わった頃。次のプログラムは “佐倉音頭”、そしてお昼の休憩に・・・。というわけで、私はせっかく中学校まで出向いたにもかかわらず、あらら競技は一つも見れず、な結果となってしまいました。お昼休みは13時頃~かなという予想が、大きな間違いでしたね。



しかし、昼休みの前に臼井中では音楽部(吹奏楽部)の皆がグラウンドの真ん中で演奏会をするのですが、それをバッチリ見れただけでも、私にはとてもいい参観となりました。この “グラウンドの真ん中で” のスタイル、臼井中では昔からこうなのでしょうか? いつから始まったかは存じませんが、これを発案した方、本当に素晴らしいです!!


生徒たちやご家族の方々が、演奏会をぐるりと囲むのです。演奏する側と聴く側の距離が近く、そこには一体感のようなものがあり、聴いている生徒たちもみんな楽しそうで、とてもいい雰囲気です。




実は私、以前に映像制作会社での勤労経験がありまして、その時代は私はいろいろな中学・高校の吹奏楽部のコンサート撮影にもよく行きました。よって当時から吹奏楽部の演奏会は好きでして、特に3年生の引退のコンサートともなると、強く心に残った撮影がたくさんあります。泣きながら必死に演奏している生徒を見て、あやうくこちらまで泣きそうになったことが、何度もあります。



スポーツで完全燃焼している学生をテレビ等で見かけることはよくありますが、吹奏楽で完全燃焼する学生を見ることは、なかなかできません。青春時代の最後のコンサートで、一生懸命に、そして楽しそうに演奏する学生たち。


素晴らしい演奏で、そしてみんな、いい笑顔でした!!







2012年9月1日土曜日

勉強の楽しさを。


当ブログ、8月は結局、2回しか更新できませんでした・・・。ご覧の皆さま、特に当ブログを楽しみに待っていただいている方(いると信じて・・)には、誠に申しわけありませんでした。



陽学舎は昨日をもって、平成24年度の夏期講習の全日程を、終了いたしました。今年度は昨年とは違い、中3生のスケジュールが後半に偏りませんでしたので、日・時共にいつも同じような生徒数での授業が行われました。よって講習期間の “あの頃が特にすごかった” という時期はあまりなく、毎日似たような忙しさの中、似たようなテンションで授業を展開することができました。



前回のブログにも書きましたが、今年の夏期講習も中3生は個人差はあれど、非常に良くがんばっていたと思います。当たり前のことかもしれませんが、何よりもまず、宿題をやってこないケースがほとんどありませんでした。さらにもちろん勉強は宿題だけではなく、考えて解く問題が苦手な生徒は、それを補おうと必死に理科や社会の知識量を増やす努力をしていましたし、逆に記憶が苦手な生徒は、たくさんの問題を解くことで発想力を鍛えていました。授業中の解説を聞く真剣度も皆、非常に高いと感じました。


逆に残念だったのは、自習に来る生徒のメンバーが、結局最後まであまり変わらなかったことです。、さらにその生徒達も、あまり講師陣に質問には来ませんでした。当スクールは卒塾していった高校生の生徒達にも自習室を解放していますので、そういった生徒もしばしば自習室に訪れますが、その生徒達は “質問をすること” に慣れていますので、講師に対して “隙あればいつでも質問をしたい” という気持ちが強くあるように感じます。今年の3年生もそんな先輩たちに負けず、今後はわからないことがあれば遠慮なく、どんどん聞きまくってもらいたいと思います。



ちなみに今回の講習会は、これまでよりも講師陣の担当科目の固定を強化しました。その結果、生徒達にとっても、柴先生は国語、竹内先生は理科、などといったイメージが強く出来上がったかと思います(二人とも他の科目も、もちろん対応できますが)。



塾の講師を志望する時点で、他塾でも基本的にはそうなのでしょうが、当スクールの講師陣は特に、「勉強が好き」という者が多いように感じます。私も、勉強は大好きです。特に数学は、ファミコンをするのと同じように、ゲームのような感覚で楽しめます。どこかでおもしろい問題を見つけると、そのチャレンジは私にとっては最高の娯楽ですし、その問題を講師陣にも紹介し、一緒に考えて攻略したりもします。



勉強が好きな先生が、好きな勉強(科目)を楽しんで指導する。生徒が勉強を好きになるには、講師がその勉強を楽しんでいる姿を丸出しにする。つまらなそうに指導する講師を見て、「勉強って楽しいんだ!」と気付ける生徒が、いるはずがありません。



この夏、とある生徒が私に「最近、数学が楽しくなった」と言いました。実はこれは私にとって、最高の褒め言葉なのです。生徒が “勉強を好きになる” こと、これはテストで成績が上がったり、志望校に合格すること以上に、大切にしたい目標であります。



勉強を楽しめるようになった生徒は、もちろん確実に成績が伸びますし、勉強の継続力がつきます。逆に勉強が大嫌いなのに、ご両親や学校や学習塾から無理やりに勉強をさせられている生徒は、受験が終わったとたんに、また学習を放棄します。



この夏、私はあらためて、陽学舎は “生徒に勉強をやらせる塾” ではなく、“生徒に勉強の魅力を伝える塾” を目指そうと、そう思いました。