2012年12月31日月曜日

素晴らしい一年でした。


久しぶりの更新となりました。陽学舎では23日より、冬期講習を絶賛開催中です。たくさんの受講のお申し込みを、のべ10日間という短期間内に詰め込んでおりますので、現状、振替授業の余裕があまりありません。大変申しわけありませんが、自己都合での振替のほとんどは冬期講習後の通常授業期間内に振替えさせていただくことになるかと思われますので、その旨よろしくお願いいたします。



冬期講習はもちろん、入試直前の追い込みの期間ですから、受験生には毎日大量の宿題を出しております。例えば1日4~5授業を受講している生徒は、宿題をすべてこなすだけでも4~5時間はかかるかと思いますので、塾で6時間の勉強+家で4時間の宿題+α(自主学習)=合計10時間以上という、相当ハードなペースでの学習を強いられていることになります。しかしそれでも宿題をしてこない生徒は皆無に近く、皆、必死になって勉強しています。


今年の受験生たちで特に良いと感じるのは、みんな疲れているのだろうに、弱音を全く吐かないところです。弱音どころか、むしろ毎日がんばって勉強していることが本人にとっての充実感となっており、皆、非常にいい顔をしています。意識が “受験生” になり切れていなかった以前とは違い、宿題を大量に出しても、「がんばります!」 というリアクション。みんな、本当に素晴らしいです!!




さて日付が変わり、早いもので今年も本日をもって、終わりです。陽学舎も、本日より1月3日までは、お休みとなります。在塾生のみんなはこの期間、自習室を使えず、どうもすみませんね。



私は今年の3月より、陽学舎個別スクールの教室長に就任し、以来、私なりに一生懸命&マイペースに塾を運営してまいりました。


私個人の一年を振り返ると、愛媛に1度、鹿児島に2度行くなどの出来事はありましたが、他は特に目立ったものはなく、大きな買い物もなく、大きな出会いもなく。毎日淡々と、ひたすらに仕事ばかりしていた印象です。しかし決して実のない一年だったわけではなく、むしろ充実した一年だったと言えます。その理由を単純な一言でいえば、「たくさん授業をしたから」 ですね。



毎日、ほとんどフルで授業に入っていましたので、考えてみるとこの一年間で私は、800回ほどは授業をしていたことになります。そして少々大げさではありますが、そのすべてが、私にとってはとても気持ちの良い、楽しい授業でありました。


宿題の出来がよかった、説明の内容を理解した、これまで解けなかった問題を初めて自力で解いた・・・、そんな生徒たちのうれしそうな顔を、何百回も見た一年だった、ということです。私は塾講師のキャリアはもうすぐ10年になりますが、担当した授業数がここまでたくさんになった一年はありませんでした。


来年も私は、生徒たちのそんな笑顔、特に “志望校に合格した” 際の最高の笑顔をたくさん見るために、プロの塾講師として全力で駆け抜ける所存です。



みなさま、今年も一年間、誠にどうもありがとうございました。

2013年も陽学舎個別スクールを、どうぞよろしくお願いいたします。



2012年12月18日火曜日

耳が痛い・・・


このブログにしては珍しく、ショートスパンでの更新です。・・というか本日、のんびり残業をしていたところ、うっかりそのまま終電を逃してしまったのです(たまにやってしまいます)。まぁ、学習塾ではこの時期(冬期講習前)、仕事は山ほどありますから、今夜はこのまま朝まで働くことにします。



さて話は全然違いますが、実は僕は、この日曜~月曜午前中にかけて、また鹿児島に行っておりました。行きの飛行機では右の窓側の席だったのですが、ちょうど前日の雨から晴れに変わった頃合いでして、雲が一つとして無い、それはそれは素晴らしい天気でした。
















僕は飛行機にはしょっちゅう乗っていますが、今回僕が上空から見た富士山は、これまで見た中で一番、見事なものでした。富士山の後ろには、赤石山脈と木曽山脈、さらには遠く飛騨山脈まで眺めることができ、ちょっと感動すらしましたよ。やっぱり富士山は、日本の誇り。デカくて雄大で、カッコいいですね!!



しかし実は僕、飛行機は大の苦手なのです・・・。いちおう飛行機が空を飛ぶ、物理的な仕組みは理解しているつもりですので、「落ちたらどうしよう・・」 の不安感は、微塵もありません。それどころか、乗り物としてはジェットコースター気分で、むしろ大好きなんですけどね(特に離陸の瞬間は最高です!)。


ではなぜ苦手なのかというと、それは僕が飛行機に乗ると、耳の中が異常に痛くなるからです・・・。世界をブラブラしていた3~4年前は、全く平気だったのですが。なぜかここ1~2年の間に、急におかしくなりました。耳だけでなく、顔の眉間の部分など、とにかく顔のいろんなポイントが痛い。外気圧と内気圧の差の影響だということは、わかっているのですが。飛行機に乗っている時だけなのでわざわざ医者には行っていませんが、こいつはちょっと尋常じゃない痛みでして、この問題を片づけるべきかどうか、現在悩み中です・・・。



タイトルを読んで、“弱点を突かれてつらい” という意味の慣用句を想像された方、どうもすみません。

読んで字の通りの、“耳が痛い” 話でした・・・。



2012年12月15日土曜日

さぁ、選挙だ!!


陽学舎の冬期保護者面談は、昨日をもってすべて終了させていただきました。今回の保護者面談は、いつも以上に皆さまと多岐にわたるいろいろな話ができまして、とても充実したものになりました。ご参加いただいた皆さま、誠にどうも、ありがとうございました。


皆さまからお伺いした話を全体的にまとめさせていただくと、今回は特に “子ども(生徒)が自宅であまり勉強していない” というものが多く感じられました。もちろん陽学舎は、“塾で勉強を教えるだけ” の塾ではありません。生徒がご自宅でも自分から積極的に勉強をし、そしてそれを持続できるようにするのも、私達の仕事です。やる気に火をつけるモチベーターとしても、陽学舎講師陣は今後もますます努力していかなければ、と気持ちを新たにいたしました。




さて話は変わりますが、明日は衆議院議員選挙ですね。私は社会も教えておりますので、いちおう興味はありま・・・どころか、実は私は、選挙が大好きなのです!! 子どもの頃は、朝方までテレビで当選速報を見続ける父親を見て 「どこがおもしろいんだろう・・・?」 と疑問に思っていたのですが、いつの頃からか自分も選挙の魅力にどっぷりとハマり、すっかり父親と同じような人間になってしまいました。夕飯後はひたすらテレビにかじりつき、深夜にはテレ朝の “朝まで生テレビ” を肴に晩酌・・・が最近の王道のパターンだったのですが、今回の選挙では “朝生” は、やらないみたいですね・・・。


投票の方は、実は明日は私は用事があって千葉にいないため、先週の日曜日に事前投票で済ませてきちゃいました。今回は前回と違って結果のよみにくい選挙ですし、ギリギリまで候補者のメッセージを聞いて、これだっっっ!!という人に一票を投じたかったのですが。そういう意味では、個人的にはやや、盛り上がりに欠けています。



せっかくの総選挙ですし、陽学舎の生徒たちもこの機会に、自分なりに考えてみてほしいと思います。消費税増税について、原子力発電所について、TPPについて、領土問題について、デフレ対策について、・・・・etc。誰もが 「こうした方がいい」 と考えることは、ほとんどはすでに、そうなっています。上記の諸問題は、すべてにメリットとデメリットがあり、よって賛成と反対に分かれているわけで、よって議論が必要なわけです。


ここで言っておきたいのは、たとえば原発の持続に反対の人は、やみくもに 「反対!」 と叫び、原発はこんなに悪いんだ という情報ばかりを仕入れるようでは、それはただの頭でっかちの頑固者でしかないということです。反対だからこそ、賛成という人の意見もたくさん聞き、賛成派の論拠を理解し、その上で 「反対!」 を選ぶ。もちろん、その逆もしかり。


自分なりに考えるというのは、浅い知識でなんとなく意見を決めることではありません。賛成・反対、それぞれの意見の相互を理解し、その上で自分なりの意見を固めていく。日本の政治の流れが変わる、こういった選挙などは、実は自分が世の中のことをより深く知り、相互理解力の質を高める、大チャンスでもあるわけです。



2012年12月12日水曜日

誰も来ませんが・・・。


陽学舎の冬期の保護者面談は、昨日、期間としてはすべて終了いたしました。しかしまだお会いできていない方がおりますので、すべての方との面談が終了した際に、またご挨拶をさせていただきます。



さて今日のブログは、実にどうでもいい話題なのですが、先日、我が家の玄関を、ちょっぴりオシャレにしてみました。



















・・・いかがでしょうか? 


僕は最近、変なスイッチが急に入り、ビジネス靴ばかりをたくさん買っているのですが、増えすぎてついに、置ける場所がなくなってしまったのです。よって今回、壁に五つ、小さな白い棚を取り付けました。


その棚に靴を並べると、それは僕の想像よりもずっとカッコよかったので、調子に乗ってますますカッコつけたくなり、横に絵を飾りました。この絵は、ピーター・マックスという画家の1960年代の作品で、僕はたまたま雑誌で見つけて衝撃を受け、勢い余ってその日の内に買いに行ってしまったという、思い出の品です。およそ10年前、その日は僕の誕生日が近かったので、いわゆる “自分へのプレゼント” というもっともらしい理由をつけ、全貯金をはたいて購入しました(レプリカではないので、もの凄い高かったです・・)。ちなみに自分への誕生日プレゼントは、それっきりしていません。



玄関をカッコつけたことだし、誰かが我が家に来ればぜひ見てもらいたいと思うのですが、残念、我が家には基本、誰も来ないのでした・・。友人を家に招くという文化が、全くない人間でして。今年も残すところあと少しですが、結局今年一年間で、ウチを訪問してくれた者はたったの一名、それもたしか1月だったので、つまりはここ11ヵ月、誰も来ていないわけです。トホホ・・・・。



ちなみに一番右下のスニーカーは、ロシアはモスクワの蚤の市で購入し、世界一周の前半、ヨーロッパ~中東で一緒に旅をしていた物です。よくわからない胡散臭いブランドで、履き心地は実に残念、なんとタン裏のサイズ表記が 「JPS(ジャパニーズサイズ)28.“3”cm」 という、とてもステキな一品です。



2012年12月2日日曜日

あとはただ、頑張るのみ。


陽学舎では昨日は中学3年生を対象とした、受験直前・決起集会を開催いたしました。今回も、ほぼ全員の生徒に参加していただきまして、どうもありがとうございました。



前回の決起集会は4月の開催でしたが、その時にはまだまだ、言ってみれば “受験生になりきれていない” 生徒が多く、全体的にとても意識が低い、という印象を受けました(→4月23日のブログ)。しかし今回の決起集会は、ゲーム等の余興をせずにいきなり真面目な話を始めた影響もあるのでしょうが、参加した生徒たちは皆、とても真剣に話を聞いており、以前よりもだいぶ意識が高まっている、と感じられました。



11月の末に、中3生の保護者面談を開催させていただきました(ご参加、どうもありがとうございました)が、その際にご父兄の皆さまからお聞きした、生徒たちの家での生活の多くは、

「勉強を、していなくはない。しかし受験勉強としては、全く足りていない」

というものでした。実際、今年の中3生に対する私の印象もその通りで、ほとんどの生徒はまだまだ、入試に向けてのガムシャラの全力疾走はできていない、と感じています。



保護者面談ではご父兄の皆さまに、入試本番までの残り2ヵ月間は、お子様の受験勉強を中心とした生活を、家族総出でしていただけないか、というご協力を依頼しました。そしてその要望に対しては、すべての皆さまから、快く了承をしていただけました。


また昨日の決起集会では、やや強引な手法となりましたが、受験生には今後の勉強の習慣・生活リズムを守っていただくため、残り2ヵ月間の平日・休日ごとの勉強スケジュール表を、作成していただきました。そしてそれを、“家に帰ったら家族に見せる” ということを、昨日の宿題としています。


生徒たちが、その宿題をきちんとやり遂げたかどうか、それはあえて、こちらから確認はいたしません。また、生徒が作成したスケジュール表は、私は回収しておりませんし、表の内容をああしろこうしろと、口を出してもいません。“やれと言われたから、やった” では、意味がないのです。生徒が自分から、意識のレベルを上げる。手を引っ張られ、仕方なく走り出すのではなく、誰の手を借りずとも、自分の脚で走り出す必要があるのです。


いわば昨日の決起集会での私たちの役割は、生徒を受験という名の100m走のレーンに立たせ、スタートのピストルを鳴らしただけにすぎません。その競争を走るのは、生徒一人ひとり、自分だけの力です。もうマラソンではないので、ペース配分も必要ありません。アッという間にゴールがやって来ますから、友達とのんびりとペースを合わせられるような余裕も、もうありません。


100m(2ヵ月)くらい、みんなならば、全力疾走できるでしょう!!
最後の直線で一気に追い抜く、エネルギーはまだ、残っているでしょう!!!



受験生のみんなへ

君たちの知識量を増やし、戦略を立て、合格に突き進むためのサポートのためならば、陽学舎講師陣は何でもします。不安感や、進路等の悩み相談にも、いつでも乗ります。あとは君たちが、とにかく頑張るだけです。

頑張れ!!