2013年11月2日土曜日

もっと仲良くしようぜ!!

お久しぶりです! 7月いっぱいでいったんブログの休止を宣言してから、3ヵ月以上が経過してしまいました!! 以前勤務していた学習塾は8月末をもって退職しましたが、実はその後もネット環境が整わないまま、2ヵ月近くを過ごしていたのです。そして先日、ようやくインターネットを復活させましたので、それに合わせてこのたび、ブログも復活した次第です。



8月は学習塾で、毎日ひたすら授業をしていましたので(きっちり有給もとりましたが・・)、特別変わった出来事はなく。といいますか、もう2ヵ月以上も前になりますので、仕事以外に覚えていることがほとんどありません。


その後はスッキリ、“無職”になりましたので、とりあえず久しぶりに旅人モードに回帰しまして、2週間ほど韓国を旅してきました。別に今回は特別、韓国に行きたかったわけではないのですが(過去に何度も行っていますし)。とにかくどこへでもいいから海外へ、“できるだけ安いチケット” で行こうと探しまくったところ、片道5000円の成田→プサンが見つかり、それに飛びついたのです。ディズニーランドより安く海外に連れて行ってくれるとは・・・、恐るべし、LCC。




というわけで、9月の韓国の旅での写真をアップします。



まずは釜山(プサン)の宿で。ふつうゲストハウス(ホステル)というのは外国人の方が多く泊っているもんですが、なぜか僕の泊った宿のお客さんは、たまたま現地の人ばかりでして。よって僕が寝ていたドミトリーも、僕以外が全員韓国人。僕は海外では、“誰とでも仲良くなったろう!” なキャラですので、同部屋のコリアン・ナイスガイ達を皮切りに、宿のスタッフのみなさんや、とにかく出会う人々みんなと絡みまくります。その結果、毎晩のようにこんな感じの飲み会が開催されていました(僕以外、みんな韓国人です)。


大勢(韓国人)対1人(日本人)の状況では、さすがに会話のほとんどは韓国語で、わからないことだらけでしたが、それでもエンジョイ・コミュニケーションはとれるもんです。毎晩深夜まで飲みあかして、くだらないバカ話で盛り上がり、最高に楽しかったです。


意外だったのは、北朝鮮のこと。きょうびの日本では、“北朝鮮は脅威” といった認識がかなり根付き、多かれ少なかれ皆、危機感を抱いている印象ですが、僕と飲んだ韓国の若者たちは、北朝鮮のことなどは “どうでもいい” というスタンスでした。もはや “同じ民族” という意識も、ほとんどないそうです。滅ぶのは勝手だけれど、余計なこと(爆弾を落とすなど)はしてくれるなと、とにかくこのまま無関係のままがいいと、そんな話でした。

逆に、「日本では放射能汚染がとんでもないことになっていて、日本人は気が気じゃないのでは?」 というようなことを言われましたが、それに対する僕の回答は、「みんなあんまり気にしていないけど・・」。実際に、福島の人々ならばまだしも、ほとんどの日本人は気にしていない印象ですし。北朝鮮の問題も放射能の問題も、不思議なもので、当事者よりも隣人の方がよっぽど、心配しているようです。




釜山でしばらく過ごしてからは、北東へ移動し、北朝鮮との国境にある、束草(ソッチョ)という町へ。町自体、いわゆる田舎の港町といった風情でとてもよかったのですが、僕がここに来た目的は雪岳山(ソラクサン)という山に登るため。山の麓には大仏様がデデン!っと陣取っていましたが、韓国の大仏は、まさに日本のそれとそっくりでした。


大仏だけでなく、お寺もそっくりですしね。やっぱり日本と韓国は、切っても切れない深い関係なんだなぁと感じます。政府はケンカばかりしていますがね。

まぁ、そんなこんなで、山の頂上へ。


テェェェー・ハ・ミングッ!! 韓国バンザイ!!!

 ・・とか書いてしまうと、右寄りの人に怒られちゃいそうだな・・・。雪岳山の登山は片道2時間ほどでしたが、終盤になかなか急な絶壁があり、ほどよくハード・しかしアッサリで、とてもよかったです。日本人の観光客は、他に誰もいませんでしたが・・・。




束草で大自然を満喫してからは、首都、ソウルへ。


写真は光化門から、景福宮(王宮)に入ったところです。この写真の後ろの方に見える山にも、登りました。


釜山でもそうでしたが、ソウルはもう何度も訪れているので、観光スポットには特に改めての興味はなく。今回は、なんだか若者の街(日本でいうところの原宿のような)を探訪してみたくなり、毎日そんなエリアをブラブラしていました。しかし韓国にもなかなかオシャレな店が多いもので、韓国人デザイナーの洋服ブランドのレベルも驚くほど高く、ときめいてしまう服がたくさんありましたよ! 無職なので、ギリギリで購入を踏みとどまりましたが・・・。


ソウルの宿の宿泊客は、ほとんどが海外からのバックパッカーでしたが、今度はなぜか女性ばかり。仲良くなった女性の中には、フランス人でムスリム(けっこういるんだそうです)の姉妹がいまして、その姉妹とは毎晩遅くまでトークしていました(ムスリムなので、もちろんお酒はナシ)。彼女たちは韓国だけでなく、日本のこともとても愛していましたし、なんだか尊敬までしてくれていたので、ものすごくうれしかったです。



何度訪れても、韓国という国は、やっぱりいい国です。日本と韓国は、国家レベルでは仲が悪いと言わざるを得ませんが、日本人の僕が韓国を旅して、イヤな思いをしたことは、これまでで一度もありません。僕の価値観の形成元は、自分の体験と感覚がすべてですから、韓国人に対するマイナスの感情は、僕には全くありません。

これは推測ですが、韓国の人が日本に旅行をしても、きっと同じように「日本人って、思ったよりもいい人たちだな」と感じると思います。ネットの社会などではヒドい悪口だらけですが、僕の周りには韓国人を嫌っている人間は、一人もいませんし。ネットでの韓国バッシングは、決してマジョリティではないはずです。韓国 “政府” には、僕も腹が立つことが多いですが。



日本人と韓国人は、もっとお互いを理解し合い、もっともっと仲良くなれるはずです!! 首相が靖国を公式に参拝したり、大統領が竹島に上陸したり、どちらの国でも、権力者たちが民族対立を政治利用し、国民を騙しています。そんなくだらないフェイクに、僕らが振り回されてしまってはダメです!! 僕は僕の信念で、日本と韓国の間には素晴らしい未来があると、そう確信しています!!!