2012年3月11日日曜日

震災から一年。


今日は久しぶりに、一日をゆっくりと過ごしました。愛犬の散歩をして、愛犬の爪を切って、愛犬とお風呂に入りました。休日は “何か用事を入れたい” 派の人と、“家でのんびりしたい” 派の人がいるかと思いますが、私は完全に後者です。一人暮らし(+犬一匹)の生活ですので、誰とも会わない、という日もざらにあります。


しかし来週日曜日は、待ちに待った陽学舎フットサル大会が開催されます! 中学生(2チーム)・高校生・陽学舎講師陣の、4チーム対抗戦にしたいと考えております。手加減無用の、ガチンコ対決です!! おそらく講師陣チームだけ人数が多すぎますが、おじさんなのですぐに疲れてしまうため、許してくださいね。井田 前教室長も参加しますよ。くわしくは、柴先生のブログをご参照ください。



東日本大震災から、ちょうど一年が経ちました。昨年のあの地震の瞬間、私は陽学舎の春期講習のチラシを配布している最中でした。もちろん地震には驚きましたが、「千葉県沖が震源地だろうな」と勝手な想像をしていた私は、陽学舎に戻り井田先生から「三陸沖!」と聞いた時に、初めて本当の衝撃を受けました。


先述のブログにも記載した通り、私は「なんでもやってみよう」の人間ですから、昨年私はゴールデンウィークを皮切りに、計5回、東北地方での瓦礫撤去のボランティアに参加しました。ゴールデンウィークでは途中から、ボランティアセンター本部の所属になり、センター全体をコントロールする仕事に携わってきました。この冬は瓦礫撤去ボランティアには一切参加していませんが、避難所の代表の方からボランティア活動を総括するDVDの制作を依頼され、昨年末は家ではひたすら、その編集をしていました。

ボランティアをしていて何よりも嬉しかったのは、避難を続ける被災者の方々の表情が、日に日に明るくなっていくのを感じられたことです。表情だけではなく、完全に気落ちして自暴自棄になっていたお爺さんが、日本中から集まったたくさんのボランティアの姿を見て、「またがんばっぺ!」と、前を向いて生きる決心をしたりなど、感動的な出来事が毎日のように起きました。


私は自分を “幸せ者” だと思っていますが、それは “自分が幸せになりたい” の気持ちがいつの間にか無くなり、“誰かを幸せにしたい” と考えられるようになったからだと思っています。“自分が幸せになりたい” にはゴールはなく、それを捨てて初めて “幸せになれる”という、このパラドックスこそがまさに、私の幸福論です。


教室長になり、なかなか多忙な毎日なので、今後はあまりボランティア活動には参加できそうにありませんが、それでも日程的にチャンスがあればまた東北に出向き、自分のできる事をできるだけやってこよう、と考えています。



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