2012年5月14日月曜日

母親。


ぽかぽかとした暖かい毎日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?



昨日は母の日でしたね。陽学舎の生徒のみんなは、お母さんに何か、日ごろの感謝をこめた贈り物をしましたでしょうか? 物でなくても、一言 「いつも、ありがとう」 と、そんな言葉はかけましたか? 照れくさくても、一年に一度くらいは、そんな出来事があってもいいかと思います。



僕は毎年、正月と母の日だけは、必ず実家に帰るようにしています。ここのところ母親にプレゼントは贈っていませんが、最近は実家の家事を僕が全部やって、母親には一日休んでもらう、ということが多いです(結局いつも、中途半端になってしまいますが)。

僕と僕の母親は、はっきり言いまして、仲が良いです。“世界一のカァチャン” とまで言うとさすがにオーバーな気がしますが、少なくとも “このカァチャンの下に生まれて、本当によかった” とは、心の底から思っています。


その一番の理由は、僕の母親は “物事を必ずプラスにとらえる” 性格だからです。例えて言うならば、外出中に急な大雨に降られ、全身がズブ濡れになったとしても、「たまにはこんなのも気持ちがいいわぁ」と言って、爆笑できるような性格なのです。以前当ブログで家族の話題が出た際に、我が家はとにかくポジティブであると書きましたが、一家のそんなポジティブな空気をつくっていたのは、紛れもなく母でした。


僕はその母親の影響をモロに受けていますので、価値観がとても似ています。先日も春期講習が終わった頃に、当スクールのメインパソコンの調子が悪くなったのですが、僕は 「講習中でなくて本当にラッキーだった」 と思いましたね。「壊れそうなカラダにもかかわらず一生懸命働いて、忙しい時期を必死に乗り越えてくれたんだな」と、そんなパソコンに 「アッパレ!」 を贈りたくなりました。




皆さんは、友人から 「以前は大嫌いだったけれど、今は大好き。」 と言われたら、どう思いますか? 僕はものすごく、うれしいです。「以前はなんとも思っていなかったけど、今は大好き。」と言われるよりも、はるかにうれしいです。マイナスがプラスになったわけですから、その振れ幅に大きな喜びがあります。

しかし同じ言葉を聞いても、「以前は大嫌いだった」 の方に意識が持っていかれてしまい、「なんでだろう?」 「私、過去になにかしたのかな・・・」 と、ショックを受けてしまう人も多いようです。


これはどちらがいいのか悪いのかの問題ではなく、単純に性格の違いです。しかしこれこそが、僕が 「人生を楽しんでいる」 と自信を持って言える、大きな要素だと思っています。



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