2012年12月2日日曜日

あとはただ、頑張るのみ。


陽学舎では昨日は中学3年生を対象とした、受験直前・決起集会を開催いたしました。今回も、ほぼ全員の生徒に参加していただきまして、どうもありがとうございました。



前回の決起集会は4月の開催でしたが、その時にはまだまだ、言ってみれば “受験生になりきれていない” 生徒が多く、全体的にとても意識が低い、という印象を受けました(→4月23日のブログ)。しかし今回の決起集会は、ゲーム等の余興をせずにいきなり真面目な話を始めた影響もあるのでしょうが、参加した生徒たちは皆、とても真剣に話を聞いており、以前よりもだいぶ意識が高まっている、と感じられました。



11月の末に、中3生の保護者面談を開催させていただきました(ご参加、どうもありがとうございました)が、その際にご父兄の皆さまからお聞きした、生徒たちの家での生活の多くは、

「勉強を、していなくはない。しかし受験勉強としては、全く足りていない」

というものでした。実際、今年の中3生に対する私の印象もその通りで、ほとんどの生徒はまだまだ、入試に向けてのガムシャラの全力疾走はできていない、と感じています。



保護者面談ではご父兄の皆さまに、入試本番までの残り2ヵ月間は、お子様の受験勉強を中心とした生活を、家族総出でしていただけないか、というご協力を依頼しました。そしてその要望に対しては、すべての皆さまから、快く了承をしていただけました。


また昨日の決起集会では、やや強引な手法となりましたが、受験生には今後の勉強の習慣・生活リズムを守っていただくため、残り2ヵ月間の平日・休日ごとの勉強スケジュール表を、作成していただきました。そしてそれを、“家に帰ったら家族に見せる” ということを、昨日の宿題としています。


生徒たちが、その宿題をきちんとやり遂げたかどうか、それはあえて、こちらから確認はいたしません。また、生徒が作成したスケジュール表は、私は回収しておりませんし、表の内容をああしろこうしろと、口を出してもいません。“やれと言われたから、やった” では、意味がないのです。生徒が自分から、意識のレベルを上げる。手を引っ張られ、仕方なく走り出すのではなく、誰の手を借りずとも、自分の脚で走り出す必要があるのです。


いわば昨日の決起集会での私たちの役割は、生徒を受験という名の100m走のレーンに立たせ、スタートのピストルを鳴らしただけにすぎません。その競争を走るのは、生徒一人ひとり、自分だけの力です。もうマラソンではないので、ペース配分も必要ありません。アッという間にゴールがやって来ますから、友達とのんびりとペースを合わせられるような余裕も、もうありません。


100m(2ヵ月)くらい、みんなならば、全力疾走できるでしょう!!
最後の直線で一気に追い抜く、エネルギーはまだ、残っているでしょう!!!



受験生のみんなへ

君たちの知識量を増やし、戦略を立て、合格に突き進むためのサポートのためならば、陽学舎講師陣は何でもします。不安感や、進路等の悩み相談にも、いつでも乗ります。あとは君たちが、とにかく頑張るだけです。

頑張れ!!



0 件のコメント:

コメントを投稿